Tellus Satellite Boot Campに参加しました。
今までの記事のタイトル全部参加しました。で終わってるけど、また参加してきたのでメモ代わりに
イベントの概要
オープンな衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の利用者となる人材の創出を目的としたセミナー。
衛星データとデータサイエンスの概要。衛星データを機械学習に使うためのデータ準備と簡単な画像処理、CNNのモデル作成の演習といった内容でした。
衛星データについて
衛星って聞いてもひまわりくらいしかわからなかったのですが、光学衛星とSAR衛星の違い、レーダーセンサの仕組みなど衛星データがどのように取得されているのかどういった種類のデータがあるのかをざっくり理解することができました。
また、GIS(地理情報システム)ツールを使った衛星データのアノテーション方法の説明もありました。
前回記事の船コンペなど衛星データを使ったコンペなどは今後もありそうなので、多少はドメイン知識として役立ってくれればいいなと思います。
機械学習の演習
SIGNATEの方よりkerasでの簡単なCNNの実装の説明があり、その後SIGNATEの限定公開?コンペ形式で実習を行いました。タスクは去年SIGNATEで開かれていたTellusコンペの一部データを使った2クラス分類でした。
CNNの気持ちが全然わからなかったので、数回サブミットして心折れました。
とはいえ、短時間で参加できる機械学習コンペは気軽で楽しいのでもっと増えて欲しいなと思ってます。
終了後、上記コンペの上位解法のちょっとした説明があり、得した気分でした。
感想
衛星データの種類やアノテーションの手法、手軽なコンペ、SIGNATEコンペの上位解法など期待していた以上の内容でした。最近冬の寒さのせいにして、コンペあんまり参加してなかったのですが少し熱が戻った気がします。
おまけ
講師をしていただいたSIGNATEの方とお話する時間があり、SIGNATEにおける解法の公開やDiscussionのあり方などについて聞かせてもらえて楽しかったです。
Tellus含め衛星データ解析などについて下記Twitterアカウントで発信しているそうです。
また、SIGNATEで第2回の衛星データコンペ(船の検出)がはじまってます。
SNSに書いていいか聞いたら宣伝してくれって言われました。